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電磁波を簡単に説明するのは難しいことですが・・・。
電磁波は、空間の電場と磁場の変化で生じ、電気と磁気の両方の性質をもつ波（波動）のことです。
電界と磁界がお互いの電磁誘導によって交互に相手を発生させあうことで、空間そのものが振動する状態が生まれます。
この電磁場の周期的な変動が周囲の空間に横波となって伝播していく、エネルギーの放射現象の一種で電磁放射とも呼ばれています。
空間そのものがエネルギーを持って振動する、という現象であるため、波を伝える媒体となる物質（媒質）が何も存在しない真空中でも
伝わっていくと考えられています。基本的には空間中を直進しますが、物質が存在する空間では、吸収・屈折・散乱・回折・干渉・反射などの
現象が起こるほか、重力場などの空間の歪みによって進行方向が曲がることも観測されています。
電磁波は一般に周波数（1秒間に生じる電磁波の「波」の数）であらわされ、いろいろな種類があります。
大きな意味で、電気、電波、音、光、などを総称して電磁波といい、ある種の波長を発しています。
周波数の高いものから順に、
高圧送電線から発生している電波は「低周波」と呼ばれるもの
）となります。
電磁波は波長によって様々な特徴をもっています。
最も波長の長い電波は、進行方向に多少の障害物があっても進行することができます。このため、通信や放送などの長距離の情報送信に
使用されることが多く、テレビやラジオ、携帯電話などが代表的なものです。
また、マイクロ波の電子レンジは電磁波の電界成分を利用した加熱装置で、飲食物に含有している水分子を摩擦熱で加熱します。
水分子は水素と酸素が結合している分子であり、これに電磁波を当てることで、水分子が向きを変化させます。
この向きの変化が、電磁波の周波数が高くなるほど高速化し、分子内に大きな摩擦熱が発生します。
電波よりも波長の短い光は、物質に吸収されて化学反応や発熱などの相互作用を生じることがあります。
この現象は眼が見える理由でもありますが、他に植物の光合成やリソグラフィーなどが該当します。
さらに波長が短いX線になると、物質との相互作用が減少し、透過するようになる。この現象を利用することで、
レントゲン写真やX線CTを撮影することができます。
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電磁波は、その特徴などによって、現在社会で有益に使用されているものもありますが、逆に長時間浴びることで害を及ぼすものも多数あります。
私たちが生活するうえで、例えば、身近なものでパソコン、電子レンジ、音響機器などに通電することで電磁波は発生します。
電磁波障害を訴える人が年々増加しています。電磁波障害の予防・防止をお奨めします。
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（WHO SITEから）
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Electromagnetic fields ■詳しくはhttp://www.who.int/peh-emf/en/から。 |
About electromagnetic fields
The EMF Project |
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